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自助グループ用語

【解説】参加する前に知っておきたい!|自助グループでよく使われる言葉|50音順

 最初に繋がったばかりの頃、仲間の話を聞いていても「スポンサー?」「ビジネス?」「フェロー?」など一般的に使われる言葉と意味が異なる言葉や専門用語で困惑した経験はありませんか?

 今回は、自助グループに参加するにあたって事前に知っておくと便利な言葉を解説したいと思います。 

 これから自助グループに初参加しようと思っている仲間、参加し始めたばかりの仲間が出来る限りわかりやすいような表現にしましたので、ご参考にして下さい。

個人によって主観が伴うような言葉や難解な言葉等はあえて解説に入れず、最低限の内容にしております。知らない言葉があったらグループの仲間に聞いてみて下さい!

♢英数


アルコール依存症者の自助グループ。同じような自助グループに断酒会もある。

機能不全家族(虐待、親の依存症、過干渉など)で育ち、大人になっても心の傷(トラウマ)からくる生きづらさや対人関係の困難、自己肯定感の低さなどを抱える人を指す言葉。元々は「アルコール依存症の親の元で育った子ども(Adult Children of Alcoholics)」という意味。

買い物・浪費・借金依存症者の自助グループ。英訳では「無名の債務者」であるが、日本では債務者という意味ではわかりにくいため、「買い物、浪費、借金」という言葉に意訳されている。

ギャンブル依存症者の自助グループ。

窃盗症の自助グループ。

薬物依存症者の自助グループ。

摂食障害者の自助グループ。食べ物へのとらわれ(過食、過食嘔吐、拒食、下剤乱用など)の問題から回復するための仲間の集まり。

クリーン期間(依存を辞めている期間)の初日を指す言葉。依存症者の自助グループでは、依存を辞めることができている期間をカウントし、辞められた期間に応じて祝いごと(通称:バースデー)をする文化がある。スリップ(依存の再発)を経験した場合、辞められていた期間をリセットし、また1日目(1day)としてカウントを開始する。

依存症から回復するためのプログラムのこと。単に「ステップ」と言われることもある。経験豊かなメンバー(スポンサー)が、回復を目指すメンバーにマンツーマンで12ステップを指導・支援するもので、医療機関等で行われる治療とは異なる。ルールとして同性間(男性→男性 女性→女性)でしか行われない。

依存症者が自助グループを運営するうえで守るべき12の原則のこと。この原則を元に各グループが話し合い(ビジネスミーティングなど)で様々な運営を行っている。

一般的には回復していない異性同士が、男女交際をすることを指す言葉。禁止されているわけではないが、回復を妨げるとして推奨されていない。ただし、お互いが12ステップを経てから交際に至る場合は問題ないとされており、その交際を13ステップと表現されることは少ない。

♢あ行♢


お酒、ギャンブル、買い物、摂食、薬物、性などの特定の物質や行動を過剰に好み、自分の意思ではコントロールが効かない状態を指す言葉のこと。依存症とほぼ同義。

依存を辞められないメカニズムを解説した概念図のこと。依存症には辞められないループ構造があり、このメカニズムを知ることが依存から脱却するための一歩となる。

嗜癖行動(アディクション)を持つ人の総称。

「匿名」「無名」を指す言葉。依存症者の自助グループでは本名を明かさず「あだ名」のようなものを決めて呼び合う文化があり、参加者のプライバシー保護を確保している。

依存症者の自助グループで使用する「あだ名」のような名前のこと。自分で呼んで欲しい名前を決める。本名をそのまま使う人もいるが、その判断は個人に委ねられており、一度決めたアノニマスネームを後で変える仲間もいる。

英語で「匿名性」「無名」を意味する言葉で、個人の身元や職業などの個人情報を明かさない状態のことを指す。依存症者は依存を恥として周囲に秘密にしている場合が多く、主にプライバシーと安全を守るために用いられる概念である。

どんな方でも参加できるミーティング形態のこと。

広めの会議場や公民館などの施設を使って行われる大規模ミーティングのこと。セミナーとも言われる。通常ミーティングとは異なり、講演者(依存症専門医、支援者、司法関係者)の講和が行われたり、語り手(スピーカー)の体験談を聞くイベントとなっている。

♢か行♢


主にギャンブル依存症者の家族が通う自助グループのこと。依存症者の家族は「共依存」の問題を抱えているケースがあり、依存症者が治療を始めると同時にその家族が自助グループに通うことがある。

依存を辞め続けられている期間のこと。依存の種類によって異なる言葉で表現される場合もある。

複数の依存を併発している依存症者を指す言葉。特に物質への依存であるアルコールと薬物、プロセスへの依存であるギャンブルと買い物のように、依存対象によって併発しやすいものがあり、どちらの自助グループにも通っている依存症者もいる。

特定の依存症者のみに限定して開かれるミーティング形態のこと。例えばAAに通っているギャンブル依存症者の場合、オープンミーティングの回は参加できるが、クローズドミーティングの場合は参加できない。グループによっては全てオープンの場合もあれば、逆に全てクローズの場合もある。

自助グループを運営するための原資(お金)のこと。依存症者の自助グループは寄付や支援を辞退し、参加者が持ち寄ったお金のみで運営している。経済的問題で支払いが困難な場合、献金をしないことが可能で、支払い額は毎回個人の判断に委ねられている。献金される額は少額で1人当たり100円以内の場合も多い。

♢さ行♢


12ステップの実施が目的もしくは盛んな依存症者の自助グループ。特定の依存症の集まりではなく、様々な依存症者が集うことが多い。

12ステップを学んでいく過程や12ステップで学んだ知識(ツール)を日常生活に適応させていくこと。

セミナー、オープンスピーカーズミーティングなどの大規模ミーティングで、体験談を話す語り手のこと。語り手を務めるのに回復の程度やグループ経験の長さは関係なく、スピーカーは事前に主催者側が依頼して決定している場合が多い。

経験豊かなメンバー(スポンサー)が、回復を目指すメンバーにマンツーマンで12ステップを指導・支援する関係のこと。12ステップの実践や依存を手放すのを助け、信頼関係に基づいて個別の助言とサポートが行われる。対面だけでなくオンラインや電話での実施が可能で無償である。

12ステップを伝えられる経験豊かな依存症者のこと。12ステップを一通り経験した依存症者であればスポンサーになることができる。スポンサーになるのに認定や試験、資格があるわけではない。

12ステップの指導や支援を受ける側の依存症者のこと。

依存をしばらくを辞めていたが、何らかの原因で再び嗜癖行動を始めてしまうこと。

広めの会議場や公民館などの施設を使って行われる大規模ミーティングのこと。通常ミーティングとは異なり、講演者(依存症専門医、支援者)の講和が行われたり、テーマに沿った内容を話すスピーカーの体験談を聞くイベントとなっている。フォーラム、オープンスピーカーズミーティングも呼び方が異なるだけで、同様のイベントである。

依存症に関係する絶望的な体験や辛かった時期を指す言葉のこと。底をついた経験をもつ仲間ほど、自分が依存症であることを認められる場合が多く、回復が早いと言われている。

♢た行♢


過去に抱いた恨みや恐れなど、心に溜まった負の感情を表にまとめ、適切に感情を消化していく過程のこと。12ステップではステップ4で行われる。

薬物依存症者の回復と社会復帰を支援を目的とした回復支援施設のこと。医師、看護師などの専門職が常駐せず、スタッフの多くは依存症経験者で構成されており、自助グループとしての側面を持つ。

ミーティングの種類の1つで、依存症関連のことで話したいテーマを決めて分かち合いを行う回のこと。例:「私の依存症の症状」「私の底つき体験」など・・・

♢な行♢


薬物依存の問題を持つ人の家族が通う自助グループのこと。

♢は行♢


自分を超えた大きな力のこと。「縁」「一期一会」のように目には見えない力に近い概念を指す言葉である。依存症者は自分の力が及ばないものまでコントロールしようとして、精神的に負荷を抱えて依存症を悪化させる場合がある。自分以外の力に頼る、自然の流れに委ねることも依存症から回復していくためのと1つだと考えられている。

依存を辞められている期間に応じて行われる祝いのこと。通常は年単位の節目を祝うことが多く、依存を辞めて初めての1年を祝う回は盛大に行われる場合が多い。期間に関しては自己申告制である。

ミーティングの種類の1つで、依存を辞められた期間に応じて祝いごとを行う回のこと。主に年単位の節目を祝う場合が多く、グループによって祝い方は異なる。ケーキを持ち寄って食べたり、色紙に仲間のメッセージを寄せ書きしたものをプレゼントしたりすることがある。

ミーティングの種類の1つで、比較的経験の浅い仲間をターゲットに経験や希望を話す回のこと。グループによってやり方は異なるが、依存症への理解が深まる書籍の読み合わせやテーマを決めてミーティングを行う場合が多い。

ミーティングの種類の1つで、主にグループの運営について話しあうミーティング回のこと。グループや時期によってビジネスミーティングにかける時間が異なり、ビジネスミーティングが終わってから、通常の分かち合いを行われる場合もある。

主にミーティングや12ステップを行う際に使う書籍「アルコホーリクス・アノニマスー無名のアルコホーリクたちー」の通称のこと。多くの自助グループで使用されている。

英語で共同体を指す言葉で、依存症者の回復に欠かせない仲間意識のこと。ミーティングの時間が終了した後やミーティング外で、世間話や食事などの時間を仲間と共有することを指す場合もある。

帰属意識がある自助グループやメインで通っている自助グループのこと。

♢わ行♢


依存症について経験や希望を共有する話や時間を指す言葉。

⚪︎最後に

「KATARI BASE いわき」は、依存症の症状に悩むご本人様、ご家族様、行政及び司法関係者様など誰でも参加できるオープンミーティングの形式をとっておりますので、どなたでもお気軽にご参加下さい。

 参加される際に予約は不要ですので直接会場までお越し下さい。ご不明な点がある方はお気軽に以下のお問い合わせフォームからご連絡下さい。