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アダルトチルドレン(AC)について

【解説】アダルトチルドレン(AC)とは?|依存症との関係について

 アダルトチルドレン(以下:AC)とは、元々「アルコール依存症の親の元で育った子ども(Adult Children of Alcoholics)と言う意味です。

 現在では、機能不全家族(虐待、ネグレクト、親の依存症、過干渉など)で育ち、大人になってからも心の傷(トラウマ)からくる「生きづらさ」や対人関係の困難、自己肯定感の低さなどを抱える人を指す言葉となっています。

 一見依存症とACの間に関係はなさそうですが、依存症者の中にはACの方も多いです。今回はその関係について解説したいと思います。

⚪︎ACと依存症は相性が良い・・・

 結論から言うと、依存症とACは非常に相性が良い関係です。

 ACの方は機能不全家族の中で育ち、何らかの「心の傷」を持っています。心の傷は目には見えませんが当然痛みます。

 私たちの脳は「心の傷」をそのままにしておくと痛むため、何らかの方法で「心の傷」を埋めて痛みを解消しようと試みます。この傷という「スキマ」に入り込みやすいのが「依存」です。

 「依存」という脳が苦肉の策で作り出した薬で「心の傷」を一時的に癒し、痛みを感じないようにしています。このようにしてACの方に「依存」が根付いてしまいます。

 家庭内では両親の喧嘩が絶えず厳しい叱責を受けて育ち、学校でも人間関係がうまくいかず、自分の気持ちを抑えて周囲に合わせ、いい子を演じて大人になったACのAさんがいたとします。

 Aさんにとって、自分の気持ちを抑えて相手の表情を警戒しながら生きていくことは、相当心に負担なはずです。もしかしたら本人はそれが当たり前で、負担という自覚さえない可能性もあります。

 しかし心には確実にダメージが残るため、私たちの脳は何らかの方法で心のバランスを取ろうとするでしょう。それが依存を加速させてしまう可能性があります。

*ACの方が必ず依存に向かうわけではありません。依存の問題は身体の問題も絡んでおり、ACの問題だけが依存を加速させているわけではありません。

⚪︎依存症の治療=ACの治療?

 依存症から回復していった仲間からよく聞く言葉があります。それは「回復をすすめていくと最終的にACの問題に行き着く」と言うものです。どういうことでしょうか?

 上図の心の持ち主がACとすると、常に心がダメージを受けており、それを依存で補っている形です。仮に心が健康を取り戻し、ダメージが減少する又は無くなったらどうなるでしょう?

 心のエネルギー消費が減り、心は満たされるようになります。心の傷を埋めていたスキマを依存で満たさずとも生きていけるようになります。

 その結果、依存は止まり、ACの生きづらさも解消されていくでしょう。

 言葉で言うほど簡単なことではありませんが、依存を辞めるためにはACの問題を解決していくことが鍵になると言うことは、イメージできるかなと思います。

⚪︎まずは自助グループに通うこと

 依存症とACの関係について述べましたが、言葉では簡単でもACの問題を解決していくには、時間がかかります。その長い時間を1人で過ごしていくことは非常に辛く困難です。

 だからこそ依存症の治療を始めたばかりの人にとって、依存を手放していくための最初で最大の解決策が「自助グループ」に通うことだと私は思っています。1人で抱えずに仲間の力を借りながら、依存と向き合う方がとても効率がいいです。

 仲間の話を聞いて「私も同じだ」と感じ、それがあなたの癒しに繋がると確信しています。

⚪︎最後に

「KATARI BASE いわき」は、依存症の症状に悩むご本人様、ご家族様、行政及び司法関係者様など誰でも参加できるオープンミーティングの形式をとっておりますので、どなたでもお気軽にご参加下さい。

 参加される際に予約は不要ですので直接会場までお越し下さい。ご不明な点がある方はお気軽に以下のお問い合わせフォームからご連絡下さい。

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